最近オー
ロラが活発だったようだ。
             
しかしすでに秋に入ってしまったこの村付近ではなかなか空から雲が無くならない。
             
             
久しぶりに今夜は快晴、気温1度。
             
3/4程度の月も綺麗に地表を照らしている。
             
が、いつまでたってもオーロラの出そうな数値は上がらず。
             
             
かねてからやってみようと思っていた、長時間露光のテストをすることにした。
             
デジタル一眼レフは長時間露光すると熱ノイズが発生する。
             
そのノイズを消すためにカメラ内でノイズ・リダクションの機能がついているものがあったり、PC上で合成などいろいろ方法があるのだが今回はカメラ内で行
うことにした。
             
             
長時間といっても、オーロラを撮影する程度の30秒程度なら殆どノイズが分からない程度までなくすことができるのだが、もっと長いとどうだろう?
             
             
フィルム撮影で良くやっていた星の軌跡を撮影するために38.7分(2,321.9秒)シャッターを開け続けた。
             
             
北斗七星が動いているのが分かるだろうか?
             
熱ノイズはかなり抑えられているが、画像全体に胡椒をふりかけたように黒いノイズは残ってしまっていた。
             
             
新しいデジ一眼に期待しよう。
             
             
            
            <データ>
             
カメラ: Pentax *istD
             
レンズ: SMC-FA☆24mmF2.0
             
ISO: 200
             
絞り: F11
             
露光: バルブ(2,321.9秒)
             
             
             
<写真追加>
             
             
            
             
軌跡が分かりにくかったですね。
             
露光終わりの地点同士を繋げてみました。
             
これでお分かりでしょうか、クイズみたいですね。
             
因みに露光始めの地点同士も繋げると3Dに見えます。
             
             
ところで長時間露光の際に使用するカメラ内ノイズ・リダクションですが、加工に露光時間分の時間がかかります。ということはこの加工に38.7分
(2,321.9秒)かかるわけです!
             
             
露光終了後外でカメラをジップロックに入れてから屋内に入れます、これは暖かい屋内の気温との差で結露しないようにするため。また気温が低いと
バッテリーの持ちが悪いので、加工中に電池切れという最悪のケースを回避するためです。AC電源を使えばよいわけですけど、フィールドだと難しいですね、
今回はそのテストにチャージしたばかりの電池を使用しました。
             
             
機械式カメラだと外に出しっぱなしで何時間も放置したまま、自分は焚き火にあたってアルコール消毒の時間が取れたのにデジでは勝手が違います。続けて長時
間露光できないのも辛いですね。 
             
            http://mixi.jp/view_album.pl?id=789675 
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